アルバイトで給料の前借りをした話

この近くのアイフル店舗

MENU
アルバイトで給料の前借りをした話

アルバイトで給料の前借りをした話

私の働いていたお店は当初とても繁盛していたため時給も高く、アルバイトとは言え生活するには全く困らない程度の給料が貰えていました。
しかしリーマンショック後から客足が徐々に遠のき始め、東日本大震災以降は更に客数減少に拍車がかかりました。

 

 

これに伴いまず勤務時間が減らされ、次に人員が削られ、そしてスタッフ全員の時給も減らされました。
ベテランは次々に辞めていきました。ベテランほど下の時給が高かったためです。

 

私も当然かなりの収入減を味わいましたが、それでも慣れ親しんだ職場でしたので働き続けていました。
思えばこの時点で別の仕事を探していれば良かったのです。アルバイトなのですからそのフットワークの軽さを活かすべきでした。

 

程なくしてそのお店で働き始めた当初よりも収入は悪くなり、
ついに私は店長に頼んで翌月貰う給料の前借りをせねばならぬほど、状況が悪化しました。

 

前借り自体を断られることはなかったので、急な出費が生じて予定が狂った時にはたいへんありがたいものでした。
しかし職場で上司との金の貸し借りをするということは、単純な金のやり取りでは終わりませんでした。
もちろん返済期日は全て守った上での話です。

 

例えば、私事でどうしてもその日は働けないという日を事前に伝えていたとしても、
店に欠員が出た場合、ヘルプ要請を断ることそのものが困難になりました。

 

給料を前借りするような状況なのに枠が空いてる日に働かないとは何事だ、という風に言われます。
一度、冠婚葬祭が理由で事前にその日は入れないと告げていた日にも関わらず、
直前で欠員が出たからと言われ、休めなかったことは今でも本当に歯がゆく思っています。

 

欠員の穴埋めに都合良く使われるどころか、勤務内容についても注文されることが他スタッフよりも多くなりました。
もちろんベテランが大勢抜けた後なので、当時の店舗の中で私にそれなりの仕事量が来るのは当然なのですが、
何かと理不尽な注文・注意が増えたのは間違いありません。

 

「利子を払えとは言わないけど、もう少し頑張って欲しい」と、サービス残業をさせられることもありました。
アルバイトにサービス残業を求められたのは後にも先にもこのお店だけです。
なるほど、お金を借りるとこんなところにまで影響が来るのか、と驚いたものです。
しかもこれを言われたのは、前借りをしていない時です。

 

私は過去に友達に金を貸し結果的に信頼関係が壊れた経験があるため、
友人ではなく職場で借りられるならそちらのほうが良いと思って店長に助けを求めましたが、

 

結果的に職場での不要なストレスが増えただけであり、決して得策であるとは言えませんでした。
貸し借りはいかなる状況であっても、しないに越したことはありません。ろくなことがない気がします。このお店での一件で嫌と言うほど痛感しました。
もし双方に何のストレスもなく金銭の貸し借りが成立している関係を築いている人達がいるなら、それは羨ましい関係だと思います。